「今日は何があるの?昨日は俳優さんを乗せたんだけど。」
(タクシーの運転手さんには、日頃からわりとよく話しかけられる。)
「吾郎ちゃんの舞台です♡」
「あぁSMAPの。主役なの?」(おじさん、吾郎ちゃんって言っただけでSMAPって解った!)
「ハイ。今日は横浜の千秋楽なんです。」
「SMAPはさ。あんな感じで解散させられて、本当に気の毒だったねえ。」
「やっぱりそう思います?解散は、自分達の意志ではないと。」
「そりゃそうだよ。あれは絶対おかしいよ。慎吾ちゃんはさ、横浜なんだよね。鶴見。むかーしの話なんだけど、慎吾ちゃんのおじさんの家が〇〇屋でさ、そこに皆揃ってよく遊びに来ていたんだよね。まだ10代だったかなぁ。慎吾ちゃんは小さくてさ。」
「そうなんですよね。慎吾ちゃんは小学校6年生からSMAPだったんですよ。その慎吾ちゃんが、もう40歳になりました。ずーっとSMAPだったんですよね。」
「その頃、よくファンの子を乗せて行ったなぁ。実家だと思っていたんだけど、おじさんの家だった。慎吾ちゃんは元気なのかなぁ。」
「元気です!クリスマスは、慎吾ちゃん、つよちゃん、吾郎ちゃん、3人揃って別々の舞台に立っています。中居くんは昨日、ラジオでSMAPの曲をかけました。慎吾ちゃんは、今年ルーブルで個展もやったんですよ。」
「そっか。でも、あれだね。解散してキムタクが一番可哀そうなことになっちゃった。今、HEROの再放送をやっているんだけど、あの頃のキムタクはカッコよかったなぁ。」
「ホントですよね。私の家には、キムタクのうちわがたくさんありますよ!ライブの。今の木村くんはちょっと見ていられないですね。」
「顔つきが変わっちゃったなぁ。残念な感じだな。」
「SMAPは復活すると思う?」
「はい!少なくとも私が知っている彼らは、ファンにきちんと「さようなら」を言わずに解散するような人達ではないです。あの人達が、このままで終わるとは思えません。様々な事情で再び活動することができなかったとしても、もう一度、5人揃ってファンの前に現れて、何らかの区切りをつけるはずです。東京タワーの還暦を祝う番組で、
慎吾ちゃんが描いた絵は、6本の東京タワーに灯りがともっていました。彼らはまだ何かと闘っているのだと思います。」
「そっか。おじさんもSMAPはいた方がいいと思う。」(無理やり言わせた感あり。。?)
60代と思われるおじさんも、SMAPの解散がおかしいと感じていたのが驚き。
慎吾ちゃんの故郷だからこそ、思い入れもあったのかもしれない。
おじさん、私の話に付き合ってくれてありがとう。 はぁ。あれからもう2年か。。。
千秋楽のクリスマス。演者が最後に『きよしこの夜』をハンドベルで演奏してくれた。
3時間10分の舞台を完璧にこなした吾郎ちゃん。
最後のハンドベルはちょっとふざけちゃって、素の吾郎ちゃんになっていました。
今日はお天気も良くて、新幹線の中から眺めた富士山もきれいでした。(電線が。。。残念)