保護者の責任が強く問われている時代

カテゴリー │ビジネスあれこれ

新年度が始まって1ヶ月。色々な話を聞きました。嘆き、驚き、諦め、憂い。
某企業では、新入社員の研修で仰天な事態に・・。
入社前に宿題を出し、その理由も説明し、確認もしたのに、入社式を終えた次の日から研修をしようと思ったところ、新入社員数十名中80%が宿題をやってこなかったというのだ。
こんなこと初めて。8割の新入社員は研修も始められない状態が続き、一体どうしたものか・・と人事課の人が嘆いていました。

心当たりがあります。
今の新入社員と同世代の子どもを持つ友人がいます。
その子が小学生の頃、ママ(私の友人)がとても怒っていたことを鮮明に覚えています。
「宿題をやってもやらなくてもいいってどういうこと?大人になった時に、やってもやらなくてもいい仕事なんてないんだから、ウチは全部やらせる。」と。

そう。今の小学校では、宿題をやってもやらなくてもいいのです。
夏休みの宿題も、何点かある中で、好きなものを選んで行う。
友人は言っていました。「自分の好きなことだけ選んでできる仕事なんてない。学校はおかしい。」確かに。自発性・自主性の解釈をはき違えている。

小学校から、やってもやらなくてもいい。好きなことを選んでやる。という教育の中で育っている子ども達には、「やらなければならない。」という価値観は備わっていない。
だから、社会人の入口である大事な宿題だって、やってこない。という離れ業をやってのけるのだ。
やってもやらなくても、誰からも何も言われない世界で育ったのですから、社会人になって、「なぜやってこないの?」と注意を受けても何も響かないし、むしろ〝なんでやらないといけないの?〟ぐらいのことを思っているのでしょう。
一方、心を病む人も出てくるでしょうね。求められる価値観がガラッと変わるのですから。

大人は急に大人にはならない。子どもの積み重ねが大人である。
つまり、学校は「10年かけて社会では通用しない大人を育てている」ということなんです。
小さい時ほど大切なのに、子ども達への責任を放棄していると思いますね。

そして、今では学校は行っても行かなくてもいいそうで。(今年度小1の保護者談)
先生がそう言うのだそうです。来たくなかったら来なくていいと。
学校側としては、強く言って何かがあってはいけないので、責任を負いたくないのでしょう。
ということは、10年後には会社に来ても来なくてもいい。という価値観の社会人が出てくるということですね。覚悟しましょう。

ゆえに、子どもの教育は保護者次第ということです。
今ほど保護者の責任が強く問われている時代はありません。全ては保護者次第。

誉めて育てる育児が生んだのは、自己肯定感が高い人間ではなく、「自己愛が強い」人です。
心当たりのある企業・団体・組織は多いのではないでしょうか?


追伸① 国産うなぎの訳あり品がお安く購入できるメルカート間渕さん。なかなか立派なものが手に入ります。白焼きというのがいい!半分はそのままわさび醬油で。半分はたれ焼きで。自家用にも、浜松土産にもおススメです。最近のお気に入りハート

追伸② 県知事選。鈴木 康友さんの出馬会見。何ですか?あれは。浜松商工会議所の前会頭と、現会頭が同席。ということは、H社もE社も康友(S社)派ということか。。東京15区も気になる。



 

生成AI

カテゴリー │ビジネス

全国でも大きな話題を振りまいた問題児の川勝知事が4/10(水)に辞職願を提出した直後、知事選の候補があっという間に出てきた。
某企業の手駒である鈴木康友元浜松市長が出てきたのは予想通りだが、この人が知事になったら、また同じことになってしまう。絶対に阻止しないといけない。
『中・東部』対『西部』&『S』対『反(非)Sグループ』の戦い。静岡県民には冷静な判断が求められる。

さて。
今週参加したのは、【企業のための「初めてのAI・ChatGPT」ビジネス活用セミナー】
生成AIってたくさんあるんですね。
マイクロソフトのcopilot(コパイロット)、GoogleのGemini(ジェミナイ)など。
インスタでよく使うCanvaにもあることを知り、ちょっと使ってみたいと思いました。
汎用性があるのはやっぱりChatGPT。GPTsで最初からプロンプトを入れ、業務に特化したAIが作れるところが最も優れているのだという。使いやすさが全く違うと。

そんなわけで、当社もAIでちょっとした企画を進行中。
現場のICT化をしたところで、周辺業務が整理されるだけのこと。
基幹業務までをどう軽減化するか?ということを考え、AIを有効活用しようと。
2月下旬から導入したキントーンも慣れてきたようなので(キントーンは本当に便利!)、4月中にはAI企画を試行、5月には導入しようと準備をしています。
AIは、脳が慣れるまでちょっと時間がかかります。でも、動画生成AI「SORA」が出てくると、AIは避けて通れない時代がやってくると講師が仰っていました。
従業員が諦めないで使い続けてくれるといいなと思っています。新しいことには前向きに。


桜が散りはじめ、季節は移りつつあります。
菜の花、山菜、筍、グリーンピースのスープ・・美しい春の彩りです。





 

アクションを起こせるか?

カテゴリー │ビジネス

つい最近の大雨の日。ミーティングのためにA園からB園に移動していたF先生。
A園を出ます。という連絡があって間もなく、TELが入った。
「△△小学校の前で、」    えっ汗汗 まさか事故???
「犬を拾ってしまったんです。。。。」  ん??? 意味がよく解らない。

聞けば、大雨の中で一匹の犬が道路にいたのだという。慣れていないせいか、狭い路地(込み入った道が多い地域)をフラフラ走っていて、どの車もゆっくり避けながら走り去っていた。
危ないな。轢かれたら可哀想。そう思って思わず車を停め、犬を保護したということだった。

F先生らしいな・・そう思いながらも、「どうしましょう??」と言われて、私もどうしよう汗
「野良じゃなくて?首輪してる?」
「ダックスフントなので、飼い犬だと思います。」  
「飼い主は探しには来ていないんだよね?」
「ちょっと近くにいた人に聞いてみたんですけど、誰も解らなくて・・・」
「交番が近いから、電話してみようか?ちょっと調べるから待ってて。」
交番に電話してみたけれど、この日は雷が落ちて、その対応で動ける警察官がいないと言われ。それでも、おまわりさんは動物保護センターに電話してくれました。

交番からの返事を待つ間、雨の中、F先生はご近所を1軒1軒犬を連れて訪ね歩いた。
私は私で色々と画策していたのだけど、10分ぐらい経った後、「飼い主さんが見つかりました!」と連絡が入った。飼い主さん、全然気づいていなかったようで・・・下降

「良かった。くれぐれも安全運転でね。」 F先生は笑顔で無事にB園に着きました。


何げない1日の出来事ですが、この先生のやったことは本当に尊いことだと思うのです。
雨の中をフラフラしている犬を見て、危ないなぁと思う。大丈夫かなと心配する。
そんなことは誰もが思うこと。
でも、実際にアクションを起こせる人はどれだけいるでしょうか?

何でもそうですよね。
思っていた。解っていた。やろうと思っていた。そんなことは意味がないのです。
何も状況は変わらないし、何も解決しない。アクションすることに価値がある。
この先生が当社の従業員で、とても誇らしく思いました。嬉しかったなハート


ゴディバの板チョコ。ちょっと珍しいですよね。オレンジフレーバーで、美味でした。



 

今どきは口コミもAI

カテゴリー │ビジネス

某ヘアサロンの口コミQRコードはAIが書いてくれるシステム。
左から順番に。①星の数を入れ、②キーワードを入れる。③AIで簡単に自動作成をクリック。
10秒ほどでAIが口コミを作ってくれます。(一番右の画)
で、登録をクリックすると投稿されるという具合。


特徴は、具体性がないこと。
文章はとってもキレイですが(大げさなぐらい)、実際に経験しなくても、行かなくても、誰でも書ける文章です。だけど、これを誰がAIが書いたと見破れるでしょうか。
ネットの世界はもはやウソだらけになりそうな気配。
私達に必要なのは、正しい情報を嗅ぎ分ける教養と知性ですね。



 

AiDoch号、デビュー!

カテゴリー │ビジネスあれこれ日々のこと

いつもお世話になっている株式会社AiDochさんのホットドックキッチンカーが、いよいよデビューするというので、見に行ってきました。
ITの会社がなぜキッチンカー??とはちょっと思っていましたがニコニコ、若者達がやりたいことを活き活きやっているのはいいことです。無駄なことなんて何にもない。

場所は浜松城。例年なら桜がキレイな日程のはず。でも今日は残念でした。

公園内は、工夫を凝らしたキッチンカーがたくさん並んでいます。アピールがすごい。

AiDochさんのキッチンカーはシンプルなので、とても目立ちます。黒とオレンジが映える。


メニューはこちら。私は一番ベーシックなものを。バナナジュースが気になりました。



こんなイケメンさん達が運営しています。キッチンに立つ姿がちょっと危なっかしいひみつ

遠巻きに見ているお客さま方、もっと近寄ってご注文下さいませ m(__)m

4月の営業は、5日(金)・6日(土)・7日(日)。きっと桜が見頃です。ぜひ浜松城へ☆



 

発想が凄い

カテゴリー │ビジネス

週刊ビジネス新書を観ていたら、また面白い会社が出ていて感心してしまった。

ピンチヒッタージャパンの中の、事業買取・売却事業BIZ CASH
これは今流行りのM&Aではなく、事業の売買。
もちろん、バトンズでも、トランビでも、事業単位の売買はある。
それらと違うのは、まずはBIZ CASHが事業を完全に買い取り、それを売っている。つまり仲介ではないということ。
元々は物品のリサイクルショップ。その仕組みを事業に取り入れたんですね。

この発想、スゴイ!としか言いようがない。なるほどねぇ。。。
バトンズやトランビは、M&Aのプラットホームなので、何でもかんでも載っているけれど(これはこれで勉強になります。)、BIZ CASHは売れるだろう事業を、売って利益が出る金額で買っているはず。それだけで事業を買おうとする側からは1つ目安になる。

面白いので、登録してみました。今どきは何でもLINEですね。(LINEはやっぱり信用できないので好きじゃないけど、しょうがない。)
毎日案件紹介がありますが、副業系できっちり利益が出ているものが多いような気がします。

それにしても、世の中すごい人ばかりでため息ばかり。


最近お気に入りのわんわんサンドハート 大人のたまごサンドが私のイチ押しです。



 

福祉的就労

カテゴリー │ビジネス

静岡で食べた昼食は、本格讃岐うどん こころ彩(駿河区高松2576番地)
古い民家を改装したお店やお庭の趣も良いけれど、何より素晴らしいと思ったのは、この店が「就労継続支援A型」の事業所だということ。
福祉的就労と言えば、データ入力や部品の加工、石鹸製造、WEB関係なのかなと思いこんでいたのですが、サービス業でも活躍しているのですね。


窓から見るお庭

頂いたのは、一番人気だという「釜たまバター(塩)」 うどん小&天ぷら4種

別の店員さんが2回ほどメニューを聞きにしたりしたけれどニコニコ、接客も配膳も全く普通。お食事が出てくるのがめちゃくちゃ早い。店内には他の事業所で作られたと思われる小物を販売。片隅には、うどん粉を使ったシフォンケーキを製造販売。温かな空間でした。

浜松のほほえみさんのレモンケーキも、販売できないレモンを使い、その加工を障がい福祉サービス事業所(就労継続支援B型・就労移行支援事業)の方々が担当しています。
とっても美味しいですし、レモンにも、製造過程にも物語があるので、よくお遣いものに使います。

株式会社リンクラインの石鹸も愛用。
障碍や難病をお持ちの方が活躍できる場が多いのは、成熟した社会の証。ホッとします。



 

知らなかった。。。変化した丸井

カテゴリー │ビジネス

毎日、毎日、朝から晩まで大谷選手の報道ばかり。他局とは違うことをしないと恥ずかしいという思考はないものかと。私はニュース番組しか見ないのに、お腹がいっぱいです。
ロザンがYouTubeで「大谷ハラスメント」と言っていましたけど、ホントに。
大谷選手や奥さまには何も問題はありません。「お似合いねぇ~。」と言ったぐらいなので。
良くないのはメディア。

さて。先週のセミナーは、ちょっと意外なお話。
2030年に向けた事業再構築経営塾 ~事業の立て直しは今から~ 「取組事例」
丸井グループの『売らない店』を始めとする新収益モデルへの挑戦


丸井というと、私のイメージは〝ファッションの丸井〟
1980年代に若者だった世代は、今でもそんなイメージなのでは?
それが今は全然違うのだという。小売りとファンテック。

そして、店舗は今や「広場」になっているのだという。
コミュニティの創出と、体験価値が目的。モノは売らない。
デジタルでは得難い体験や体感する場へと変化しているということで、取引先とコラボして、ヨガ無料イベント(luluemon)、スタイリング体験(air closet)、デジタルサービス(ギフティ)、他トークショー、試食、ポップアップ店など。
ここではモノは売らず、体験したものが欲しかったら、お客さまがQRコードでネット購入。
エポスカード(丸井のカード)を使うことで、その手数料で売上を立てるという仕組み。

もっと驚いたのは、「アニメ事業部(2016年~)」が結構な売上を立てていること。
丸井にアニメのイメージは全くなかった。。。

静岡の丸井は撤退して久しい。(モディとしては残っている。)
全然知らなかった。。。
色々な話を聞いて解るのは、企業は変化してこそ生き残れるということ。

確かに。
いまだに変わらない人達、変わろうとしない業界もある。疲れます。つい最近、そんな戦いがありました。



 

名言がいっぱい

カテゴリー │ビジネス

今週のセミナーは、第3回プロフェッショナル経営塾 
「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指す〝愛ある経営〟とは 

パワーのある社長でした。前明石市長の泉 房穂氏のよう。
お話を聞いていて、いかに家庭教育が大事かを思い知らされました。

大人は理由を言わない。ただやれと言う。
その子が大人(上司)になる。だから、企業の教育も理由を言うわけがないと。
確かに。理由を言わないということは、理由を考えないと同じ。
だから、「どうして?」「根拠は?」「理由は?」と聞いても、答えを持っていないのだ。


会社は社長の器以上にはならない。
運(チャンス)は行動した者にしか訪れない。
感動まで届けないと、リピーターにはならない。
2023年は経営者の変革の年だった。
従業員が働かない。動かない。は全て社長の責任。
誰かのせい。何かのせい。という時点で経営者として失格。
経営者は「覚悟」と「探求心」。
「夢」は自己満足の領域。「志」はより多くの人を喜ばせる夢。志追及型経営が大事。

働くとは、得ることではない。与えることである。

数々の明言は納得しかない。学びの多い時間でした。


現在、キントーンでアプリを構築中。
いかに保育園の書類は無駄が多いのかがよく解ります。
積み上げるための書類ではなく、全ては言い訳のための書類。作っていて空しいのです。



 

アタマよし。可愛さ満載。なかなかやります!Z世代。

カテゴリー │ビジネス

昨日は、ちょっと毛色の違うセミナーへスタコラ
『Z世代への情報発信力 パワーアップセミナー』 株式会社週休3日主催 浜松市共催

講師はナント19歳!
話し方が前田あっちゃんに似ていて、とっても早口。ついていけない。。
でも、それもZ世代のスピード感なんだなと思いました。

2部制で、第1部は座学。50分予定が早口なので30分で終っちゃった。
でも、そこは永井社長(株式会社週休3日)。具体性のある事例を見せてくれて、しっかりフォローしていました。さすがでございます。


面白かったのは第2部のワークショップ。
「採用」と「商品販売」。大きく2つのに分かれて、4~6人グループの中に、1人ずつZ世代が入って、キャッチコピーなどの検証や解説、検討をしていくお話合い。
Z世代は4名。高校生もいました。制服姿で参加。
どの子もすっごく可愛いハート そして明るく、前向き。一生懸命教えてくれる。

「これって、こういうこと?ちょっと上から目線じゃない?大丈夫?この表現。」
「全然大丈夫!気にしない。」
「でも、気になるなぁ。これだと他の会社を否定しているってオバサンは気にしちゃうな。」
「じゃ、◎◎◎っていう言い方にしたらいいかも!」
「なるほどね~。」
「うん!うん!」

自分の主張ははっきり言う。でも押し付けない。そして、何より大人へしっかり配慮している。それが解るんですよ。だから、全然イヤな気がしない。
「私達ってたぶん誤解されちゃっていますよね?」と些細な愚痴も自然体。
「ううん。そんなことないよ。普通に可愛いと思う。」
「ホントですか?良かった!」 
誰でも知らないことは怖いし、解らないことはどうしても悪い方に考えてしまう。それだけ。
知れば、皆いい子です。

こんなに楽しいセミナーはなかった。勉強にもなりました。
Zちゃん達に教えてもらったアイビスペイント。使ってみよう。

今日は別のZ世代とGoogl emeetで2時間半。お話を聞きましたニコニコ
違う価値観に触れること。滅多にないことなので、それもよし。