2023年01月03日12:43
20160118≫
文藝春秋 2023年 1月号(創刊100周年 新年特大号)に掲載された、鈴木おさむさんの小説。


創刊100年 新年特大号には、まだまだ魅力的な特集がいっぱい。
小説「20160118」 鈴木おさむ
SMAPの一番長い日ー
〝公開謝罪番組〟担当の放送作家が描く崩壊と再生
小説という形を取っているが、のちに「公開処刑」と言われたあの日の、あの番組の裏側を描いたドキュメンタリー。2016年1月18日午前1時半から時系列で、刻々と変化する現場の緊張感が番組が終了するところまで鮮明に描かれている。あれからもうすぐ7年になろうとしているのに、おさむさんの頭には、あの日のことは未だ強烈な記憶として残っているに違いない。
私もあの日のことは忘れない。
あの放送をしたおさむさんに対しても、どうして?SMAPの味方のはずだったのに・・・と、怒りに似た気持ちを持っていた。だけど、「ソウギョウケ」のトップの一人である女性の「正義」に誰も勝てるはずがなかったのだ。そこにいた誰もの心が死んでいた。
おさむさんは改めて言う。
テレビ史上あってはならない放送だったと思う。
だけど、あの放送で押されたスイッチにより。
何かに気づいた人たちは沢山いて。
隠していたことに気づいた人も沢山いて。
‐中略‐
彼らのおかげで、彼らがあの時から変えたことにより、今まで手に入れることができなかった自由を手に入れることのできた人も沢山いるはずだ。
やっぱりSMAPは大きな革命を起こしたのだ。
誰も解散などしたくはなかった。だからこそ彼らの物語はまだ続いているのだと信じたい。
おさむさん、ありがとう!
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しかし、このボリュームの本を読むのはパワーが必要だな。。。
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