2016年07月04日19:35
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カテゴリー │キャリア・ン│事業所内保育施設請負
6月の数字が出揃いまして、非常に愕然としております。呆然かな。
確実に大赤字だわ・・・と思うと、月次も気が重い

1ヶ月くらいいいじゃん!とはとても思えません。ほんの少しのマイナスが、どんなことになっていくのかは、私はクローバーでイヤというほど経験しているのです。
何でもそうですが、落ちるのは早い。早めの決断と、修正が必要ということで。
2年位前から懸案だったあるクライアント。今年は半年間(1~6月期)結局マイナスでした。
スタッフを派遣すると、1ヶ月数万円の赤字になるという状態。全く意味がありません。
当社は在籍が長いスタッフが多いので、社会保険の増額と有給取得が大きく響くのです。
スタッフ達の有給は派遣元の持ち出し。正直これが非常にキツイ。
つまり、請求ができない上に経費が掛かりますので、極端に利益を減らします。
ことに、有給を全て使い切ることに拘るスタッフも多いため、長く勤めるほど利益はなくなるという構図。当社も慈善事業をしているわけではないので、数社のクライアントに対し、この辺で整理をするべきであろうと決意しました。
若干の契約金額を上げて頂いても、それで解決はしませんし、数年後また同じことが起こるでしょう。スタッフは嫌がるでしょうが、直接雇用になって頂く。これしかありません。
ちょうど季節のご挨拶の時期ですので、話をするのにちょうどいい。
請負の先生方もちょっとお給料を上げすぎちゃったかなーとは思っていますが、その分、自分達がどうしなければならないのか?はよく理解して下さっていると思います。
一人ひとりが自覚して、見合う生産性を上げて頂くこと。効率の良い運営をして頂くこと。
疑問と反省を活かした業務改善をして頂くこと。その前に、気づきを持って頂くこと。
今日は、子ども家庭部 次世代育成課による事業所内保育施設の立入監査がありました。
申請は保育課だけど、監査は次育課なのよね。
ほんの数年前から分業したみたいですが、癒着がなくなって、この方がいいですね。
いつも通り特記すべき改善点はございません。私が会社に忘れちゃった書類があったのみ。
それも戻ってすぐにメールして終了。
東京からクライアントの担当者も見えて、次育の担当者が2人。
暑い最中にいらっしゃるお客さまのために・・と先生方が用意してくれたのは、冷茶とよく冷えたおしぼり。私が何も言わなくとも、おしぼりまでしっかり冷やしてあるところが、当社の先生方なんです。やっぱり違うでしょ。だからまた誉められちゃいました

最後に次育の方がちょっと笑いながら一言。
「キャリア・ンさんは本当にきちんとしていますね。園長先生が厳しいんでしょうね。」
「私も保護者から先生方の苦情は一度も受けたことはありません。」とクライアントさま。
まぁ。どちらも当たり前のことを当たり前にやっているだけですけど。
もちろん厳しいのだって当たり前のこと。私はいつもそう思っています。
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