モノ売り

カテゴリー │事業所内保育施設請負ビジネス

新施設の準備のために、先生方が家電量販店に見積を取りに行ってくれた。
お世話になっている家電メーカーの支店長によると、新商品が出るか出ないかという今の時期が、特に大型の白物家電が買い時なのだと言う。特に秋は1年で一番値が下がるとのこと。
そうなんだ。メーカーによって強みはあるのだが、今はどこもそう性能に大差はない。
となれば、年式、目的を満たす機能、メンテナンス等で選択するのがいい。

購入リストを渡しておいたら、KM先生とHM先生は、モノも事前に色々と調べておいてくれて、3ヶ所回る予定だと言って、さっさと出かけていった車 

3ヶ所回れば、其々のお店の特徴が出る。予算を言っておいたので、先生方はそれに合わせて一生懸命交渉してくれたらしい。それでも、出てきた見積はちょっと納得がいかなかった。
せめて子ども達に関わるモノだけは納得ができるものにしてあげたい。
そこで、スペックを上げた。で、再見積。なるほど・・・。 先生方のお仕事はここまで。

あとは私の仕事だ。細かな情報を見て、比較検討を行う。自分のところの施設なら、少々の不備があっても良いが、他所さまで使うとなれば、チェックも綿密に。で、3回目の見積。

ここまで来ると、見積提出にお付き合いしてくれたお店も1店舗となった。
自ずとそこで決め、この連休中に出向いて手続きをした。
私が店内でウロウロしていたら、「あっ!◎◎さま!」と声をかけてくれたのが、電話とFAXだけでやり取りしていた担当者だった。ちょっと驚いた。

手続き中に、「なぜ私だとお判りになったのですか?」と聞いたら、「失礼ながら、何をしている会社なのかなと思って、調べさせて頂きました。新しい保育園ができるんですね。おめでとうございます。HPには社長さんのお写真も載っていたので、すぐに判りました。」
副主任だという彼女は、当社の先生方のことも誉めてくれた。
対応は、きわめてスピーディーで丁寧。若そうな方だったけど、信頼できると思った。

一方。店舗周りをした先生方の話を聞いて気になったのは、「今日決めてくれれば、この金額にする。」と言った店のこと。そう言われても、他店との差は殆どない。
客に検討する時間も与えず、むしろ焦らせ、しかも3回目の見積も送ってこない。
その言葉を聞いた時点で、私的には〝ナシ〟だったが、一体どこを見て仕事をしているのか?と思う。今日決めてくれれば・・は、自分達の都合でしかない。

これが真にモノ売り。しかし、これは客にも責任があると言えよう。


同じカテゴリー(事業所内保育施設請負)の記事
 他人事ではない。正しく対応を! (2024-08-25 12:41)
 実験中 (2024-02-11 21:51)
 11年 (2023-10-23 21:33)
 不適切保育の裏にあること -叱り方が解らない人達- (2023-05-06 01:36)
 不適切保育・虐待防止研修 (2023-01-02 15:39)
 裾野の事件に思うこと (2022-12-08 21:36)

 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
モノ売り
    コメント(0)