不適切保育・虐待防止研修

カテゴリー │事業所内保育施設請負企業主導型保育事業

裾野の虐待事件を受け、静岡県が12/27(火)に県内の全園に向けてオンライン研修を開催
時間が時間(保護者のお迎えが始まり、バタバタする時間)だったので、保護者のお迎えを早めに調整した園もあったようでしたが、今回の研修はYouTubeでしたので、当社は、28日(水)午睡中に全職員が受講しました。事情で受講できなかった職員は、自身のスマホで。

運営、経営者、責任者向けには、その前に限定セミナーを。

私はこちらの方を受講しましたが、聞きごたえのある非常にいい研修でした。
ちょっと厳しめ。このレベルの研修を現場の職員が受講したらいいと思いましたね。
受講時に資料がないのがちょっと・・・でしたが、企業として色々と事情があると思いますし、それは十分理解できましたので、必死にメモを取りました。かなりのボリュームで・・汗 
受講後にはテキストを頂けたので、有り難かった。 
1/4(水)仕事初めの全体ミーティングで使用させて頂きます。

不適切保育・虐待防止研修

虐待の3類型
1.理性を失い感情のコントロールができなくなる場面での虐待
2.職場のモラル低下によって発生する虐待
3.著しく適性を欠いた職員による虐待 

私が最もその通り!だと思ったのは2.の防止策の部分で、先生が「ポイントは言葉遣い」だと論じた部分。子ども、保護者、同僚への言葉遣いが「丁寧で」、「正しい」職場には虐待は起こりにくい。と。
言葉には「言霊」が宿る。人が発する言葉は、その人の潜在的な意識を表している。だから、私は言葉遣いには割と厳しい。子どもに対しても、職員同士の会話にしても。日誌、個人ノート、連絡ノートの言葉遣いにも注意を払う。
以前、浜松市の立入監査にいらした定年退職した公立の元園長先生に、「子どもにこんなに丁寧に話さなくてもいい。」と言われたことがあった。私は「子どもは、子どもだけじゃない。人です。」と言い返した覚えがありますが・・・その通りじゃありません?

あと、法人内での人(職員)のローテーションが必要だと。人(職員)を固定しないということですね。これは本当に大事。人を変えると、転換ポイントとなりますので。

私達は、毎年1回全国保育士会の「人権擁護のためのセルフチェックリスト」を使い、自身の保育を見直しています。こちらもおススメです。   

追伸:大みそかに、認可園の園長先生と話しました。虐待に繋がるので、今度の豆まきは止めようと先生方とお話をしたと。そういうことじゃないと思いますが。全国中が変な解釈に支配されませんように。


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