2017年06月22日08:08
仕事は人に付く≫
カテゴリー │ビジネス
ジャニーズを退所するSMAP3人のレギュラー番組が今後継続されるか否かが注目を集めていますが、これは一般の社会でも同じことが言えると思います。
確かにきっかけは会社の力だったり、働きかけだったりするわけですが、その仕事が長く支持されるのは、〝個の力〟他なりません。
つまり、古くから言われているように、『仕事は人に付く』のです。
10年前、私はある会社を辞めました。地元では有名な市民に愛されている会社です。
中途であっという間に役職に就いた私に、本体の男たちは「外様の女のくせに。」と言い続け、ことごとく嫌がらせをしました。退職のきっかけになったのは、私の可愛い部下へのセクハラと、その後の対応を巡っての激しい嫌悪感でした。
今でいうパワハラと、セクハラ。本当にどうしようもない会社ですねぇ。
私が辞めたあと、会社の幹部がクライアントへ挨拶まわりをして言ったことは、「◎◎(私)がクライアントと重大なトラブルを犯しまして・・。色々と対応してきたのですが、会社としても庇いきれないと判断し、解雇にしました。ゆえに引継ぎも何もしていないので、ご迷惑をおかけしますが、今後ともよろしくお願いいたします。」というもの。
笑えますでしょ?
こういうことを言う自分達が、お客さまからどう思われるかを全く考えていない。
私はこの会社を、何となくブラックジャニーズと重ねちゃうの。思考や言動が似てる。
でも、なぜこのことを知っているかというと、私のところにクライアントから続々と連絡が入ってきたからなんです。
「解雇されたんだって~?
まぁいいから、一度顔を出して。」と。

そして、言ってくれたんです。
「当社はA社と仕事をしていたのではない。あなたと仕事をしてきたんだ。苦労していたのも判っている。契約を切り替えるから、契約書を持って来て。」
担当していた殆どの会社が、契約期間満了を待って切り替えてくれて。。
その中にはA社と関係が深いクライアントもいたのにね。そういう会社は、スタッフの方がキャリア・ンに移りたいと言ってくれて。嬉しかったですねぇ。
私がこの会社にいたのは3年。たった3年でもこういうことが起きるんです。
SMAPの彼らは30年近く業界で頑張ってきたのですから、彼ら個人の功績は既にジャニーズという枠を超えているのではないんでしょうかね。
『仕事は人に付く』
私達の暮らす一般社会ではこんな感じですけど・・・あちらの世界はどうなんでしょう?
追伸:昨日の大雨は本当に大変でした。東日本大震災でご自分が被災されて苦労されたmasaさん、すぐにお気遣いのメールを下さり、ありがとうございました!私達は無事です

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