2019年06月28日00:11
『企画アイディア』の授業≫
カテゴリー │あれこれ
せっかく木曜日が出張になったので、前泊して、水曜日の夜の授業に出ることにしました。
そう。学校の授業は、実は水・土と週2日あるのです。でも、水曜日はちょっと無理だな~と思って、土曜日だけにしていたのですが、いいチャンスに恵まれました。
そして、受講したかった『企画アイディア』の授業。
講師は、放送作家の久保貴義先生。
担当番組は「踊る!さんま御殿」「おしゃれイズム」「太田上田」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」「爆笑問題の検索ちゃん」など。観たことあります?
『企画アイディア』はね、一般企業に勤めている人達にこそ必要だと思います。
芸人さんは、常に0から1を生み出す仕事。知識や日々の経験、想像力、人間力が、考える力に上乗せされて、作品として発信されていく。
一般社会人だって同じじゃありません?結局は、無から有を生み出せる人が生き残っていく。
保育士の仕事だって同じなんです。保育はクリエイティブな仕事だから。
しかし、最近は〝保育ができない〟保育士が多い。
資格がなくてもできる仕事(=雑用)ばかりをさせているからです。
だから、いざ保育案を出すとなっても、なかなか新鮮な企画が出てこない。
考えるってね、いざ考えよう!と思ってすることじゃないです。いつも頭の片隅にあるもので、ちょっとした時に思いついたり、降りてきたりするものなんです。
まさに今、私に「これはイベントではない。あくまでも保育。」と言われながら、大きな企画で苦戦している先生方に聞かせたいなぁ
と思って、授業を聞いていました。

『企画アイディア』の流れ
1.資料(情報)収集
2.組み合わせを書き留める
3.手放す
4.アイディア誕生
5.自分以外に晒す
個人的には、3.手放す が一番大事だと思います。
煮詰まったら、そこから1回離れることがものすごく大事なんです。犬の散歩、お風呂の掃除、料理、スポーツ、買い物・・など、何でもいいから、全く別のことをする。
そうすると、意外にトントントン!と思いついたりします。
そのためには1.情報収集 も大事。ここでどれだけの情報を得、自分にとって必要だと思える情報や資料を精査しておく。この作業を怠ると、後が続きません。
あと、先生の言葉で父を思い出しました。
狭い世界でのトップにいるよりも、一流の世界のビリにいる(身を置く)方がいい。
父もよく言っていましたね。
2番校のトップよりも、1番校のビリであることを選びなさい。そこで学ぶこと、得られる経験、囲まれる人々は、必ずやお前の財産となる。景色が全く違うはずだからと。
よく解ります。どの世界も同じということ。
久保先生の授業は、私にとってとても有益な時間でした。出られて良かった!
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