「小ざさ」の羊羹

カテゴリー │美味しいモノ

連休明けに届いたのは「小ざさ」の羊羹。
40年間行列が途切れないという、吉祥寺の名店である。
朝の5時から並ばないと買えない幻の羊羹と言われているとか。
1日150本。一人3本まで。8:30に整理券配布。開店は10:00。

「小ざさ」の羊羹

その貴重な「小ざさ」の羊羹が、なぜ私に届いたのか。そのストーリーが嬉しかった。
送られてきたゆうパックのラベルには、大事な友達の名前が書かれていた。
12歳にして受験した中学校で出会い、高校を経て、50代になった今に至るまで、お互い住む場所や生活環境が変わろうとも、途切れることのないお付き合い。
久しく会わなくても、連絡しなくても、困った時には必ず助けてくれる大事な親友である。
複数いるこの手の友達とはコロナ前はよく集まっていたけど、今はさっぱり。皆、元気かな。

ラベルを見て、あぁYKは東京の娘さん達のところに行ったのね。そのお土産なんだと思って、お礼をした時に聞いた話が思いがけないことでびっくり汗
娘さん達が帰ってくる時に、始発に乗って、行列に並んで3本買ってきたのだという。
1本はおばあちゃんに。1本はママ(YK)に。もう1本どうするのかなぁと思って黙っていたら、「これはかっちゃんの。」と。だから、代わりに送ったよと。
えっ?私?なぜ?私、何もしてないけど・・。 頂いちゃっていいのかしら。
実家に帰る時に、滅多に会わないママのお友達にお土産を買ってくる娘たちって・・・。
今まで色々な人からたくさん美味しいものを頂いたけど、こんなに嬉しいのは初めてかも。

長女のEKが幼稚園受験をする時、「真っ白い靴下がなかなかなくて・・。ワンポイントの飾りがあってもいいのかなぁ。」とYKから受けた電話を思い出す。
その子が大学院生となり、二女のMKが大学生になった。
その二人が並んで買ってきてくれた羊羹。感慨深くて、有り難くて、どう食べようか思案中。その気持ちと価値を理解して、共有できる人と一緒に食べよう。決まるまで大事に保管。

いい機会なので、本も読みました。「プロ」です。ビジネス書としても学びが多い。
「小ざさ」の羊羹は、ポクポクした芋羊羹、ネチネチの普通の羊羹、プリプリした綿玉(きんぎょく)かん、口の中でスーッと溶ける水羊羹。この4つの羊羹が交わるちょうど真ん中にある羊羹なんだとか。とにもかくにも楽しみです。

「小ざさ」の羊羹


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