美容院の女の子のいいお話

カテゴリー │日々のこと

1月の中旬のこと。
美容院から、オーナーがコロナになってしまったという連絡を受けました。
「(私は)カットは出来ないのですが、カラーはできますので、宜しかったらと思ってご連絡を差し上げました。いかがいたしましょうか?」と提案してくれましたので、カラーのみということで、予定通り伺いました。

おそらく40代と思われるオーナーと、23歳の若い女の子だけのお店。
以前は従業員が3名いましたが、1年半の間に、結局この子だけ残りました。
特別に何かが飛びぬけてすごいわけではなく、普通。しかし、その普通のレベルが高く、全てに行き届いています。
私もこの美容院を選んだ時のまま、印象は変わりません。気持ちの良い空間です。

この日も、いつも通りのお店でした。
女の子の気遣いで、暖房が多く置いてありました。
「男性と女性は体温が違うじゃないですか。(オーナーは暖房があまりお好きではないので)いつも午前中は女性のお客様が寒いんじゃないかと思うんです。今日は(私が)一人なので、暖房を増やしておきましたニコニコ」と。

1週間、たった1人でお店を切り盛りしている23歳の女の子。
「一人で大丈夫?」と聞きましたら、「オーナーとは1週間お休みにしようかと話をしたのですが、それよりも、少しでも売上を上げた方がいいと思って。
お休みしても家賃はかかりますし。お客様にもご迷惑をかけてしまいますし。
私はまだ出来ることが少ないのですが、自分のお給料ぐらいは自分で稼がないと!と思って、オーナーに開けさせてくださいとお願いしたんです。
私が出来ることが多ければ、もっとお客様を受け入れることができたと思います。」と。
「今日は少しだけお客様が早く上がるので、カットの練習をして帰ろうと思っています。」

2月。美容院に行った日。この話をオーナーにしましたら、
「えっ?◎◎ちゃん、そんなことを?」
「はい。立派でした。お店もいつも通りでした。オーナー、いい部下を持ちましたね~。」
「僕もどうしようかと思ったんですよ。でも、自分から店を開けたいと言ってくれて・・・。そうですか。そんなことを言いましたか。」 とっても嬉しそうなオーナーでした。

23歳の女の子です。話題のZ世代。年齢ではありませんね。すごい。
このお話は、当社の従業員にも共有しました。話しただけです。何を感じたかは個々の問題。


お気に入りのみさくぼさん。初めて食べた「ハンバーググラタンカレー」。
カレーに隠れているじゃがいも(きたあかり)のホクホクが嬉しい。
美容院の女の子のいいお話


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