2023年03月07日00:50
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東日本大震災から12年。


あの日、園でスヤスヤお昼寝をしていた子ども達も中学生になりました。
不気味な横揺れが長い時間続き、ただ事ではないと思ったとたん、鳴り出した園の電話。
職員の手が取られて、これが続くとマズいと思い、「子ども達は全員無事です。園には電話しないでください。」と緊急ブログを上げたことを思い出します。
偶然目にしたNHKスペシャル「南海トラフ巨大地震」のドラマ。見入ってしまいました。
「半割れ」という言葉が出てきて、思わず調べました。
南海トラフ地震の最悪のシナリオということで、ドラマは西の半割れを想定したもの。
ドラマを観ながら、自宅の懐中電灯や水の量、ハザードマップなどを確認してしまいました。
「半割れ」になった場合は、救助はすぐには期待できず、1週間は自力で頑張らないといけないということも知りました。
ドラマに出てきたある男性が、避難所で厳しいことを言うのですが、若者を連れて水を汲みに行ったり、避難所内を色々と仕切っていて、東日本大震災の経験者らしく描かれていました。
ドラマは「覚悟」と「自覚」を様々な立場(この男性も、気象庁も、総理も。)から発信していたように思えました。その通りだと思いました。
ドラマの後に行われたスタジオでの解説では、ドラマを監修した先生の話を聞いて、「電源の確保」の必要性と、「防災を日常に取り入れる」ことの大切さを強く感じました。
ドラマも解説も、とても勉強になりました。
改めて自宅も、会社も見直さないと。
でも、ドラマ内で原発リスクが描かれなかったのは・・・ちょっと不自然だったか。
原発再稼働を推進している政府に遠慮したのかな。
「半割れ」が起きれば、静岡だって大地震に見舞われる。
浜岡に原発を抱えている私達は他人事ではない。
自分の子どもに雪を見せたい。と言って、お休みを取って東北の実家に帰ったTM先生。
可愛らしいお土産を買ってきてくれました。
おじいさまが福島の桃農家。まさにこの箱で出荷していて、嬉しくなってと言って。
この時期の「福島」には日本全国の心が動きます。
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